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当法人について

細菌叢のちからを最大限に活かす!

細菌叢には力がある。

細菌叢の正しい評価と活用で、産業動物をより健康に。

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代表理事 挨拶

 

我々ヒトの消化管内細菌叢と健康は密接に関係していることが,近年発達した次世代シーケンサーを用いた菌叢網羅解析技術によって明らかになってきました。

これはヒトに限ったことではなく,産業動物でも消化管内細菌叢は健康と関係していることが判っています。一方で,ヒトと異なり,まだまだ産業動物では菌叢網羅解析を駆使した研究は黎明期を抜け出せない状況にあると思います。また,消化管内細菌叢に関するデータの蓄積も乏しく,「健康」や「生産成績向上」と関連する腸内細菌群も未知な部分がほとんどです。

今回,産業動物における消化管内細菌叢のデータベース構築を目的とする法人を2022年8月16日に設立いたしました。

本法人では,ユーザーの皆さまに「格安で」菌叢網羅解析サービスを提供いたします。一方で,データベース化に向けた消化管内細菌叢のデータ収集のため,ご依頼頂いたデータを別途利用することを承認頂くことになります。もちろん,匿名化などを施しますので個人/農場/製品情報が公開されることはございません。

本法人に消化管内細菌叢解析をご依頼頂きました場合,下限検体数など一定の条件をつけておりますが,本法人の学術顧問の先生方から一言アドバイスをもらえるサービスも付与しております。現在では,主要家畜であるウシ,ブタ,ニワトリでのみの対応ではありますが,なかなか消化管内細菌叢の解釈が難しく,どうして良いのか判らないとお困りのユーザー様には是非一度利用して頂きたいと思います。

蓄積したデータベースは,学術顧問の先生方と産業動物生産振興・畜産学発展のため,利活用していきたいと考えています。また,ユーザー様におかれましても,例えば現状の消化管内細菌叢をかえるにはどの様にすれば良いのか,などのお問い合わせについてアドバイスできるようになると予想しております。

畜産業など産業に貢献できるようになるまでに,5年10年とかかってしまうかもしれませんが,皆さまにおかれましても未来の産業へ投資するという意味で是非当法人のサービスをご利用頂ければと有り難いです。

 

一般社団法人 産業動物細菌叢評価・活用機構 

代表理事 塚原隆充

令和4年9月1日

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